( ゚Д゚)<魂は無傷・3

「……離婚のことについて言えば、今ではもう何でもないのが、不思議なような気がする。人間には、生きた社会的自我というものがあるのだね。あらゆるひとが、自分は社会の召使とか──あるいは殉教者だとか──たしかに先ず感ずる筈だ。そしてもし自分が社会に対して罪を犯したと感ずれば、それは自分に悖るものであって、彼は苦しむのだ。すると個人的自我がやって来て、「お前はばかだ」という。」
D.H.ロレンス「A・W・マクラウド宛書簡」)