( ゚Д゚)<ユダヤ狂句

「蛭には、娘が二人いて、「くれろ、くれろ」と名のる。あくことを知らぬ三つのことがある。「もうたくさん」とは決していわぬ四つのことがある。黄泉、うまずめ、無限に水を吸いこむ土地、「もうたくさん」とはいわぬ火。老いた母を見下す目は、川のからすにえぐり出され、わしに食われるだろう。
 私には、わからない三つのことがある。私の知らない四つのことがある。天をかけるわしの道、岩をはうへびの道、海を走る舟の道、乙女に向かう男の道。姦通する女はこうする、彼女は、食べてから、口をぬぐって、「私は悪いことをした覚えがない」という。
 この世を打ちふるわす三つのことがある、この世がしのべない四つのことがある。奴隷が王になること、悪人が十分な食糧をもつこと、捨てられた女が結婚すること、女中が女主人になること。
 この世には、小さいものが四つある、だがそれらは知恵者中の知恵者だ。弱い種族の蟻、だが、彼らは夏の間に食糧を備える。力のない種族のひづめうさぎ、だが、彼らは岩の中に巣をつくる。王のいないいなご、だが、彼らは隊を組んで進む。手でつかめるとかげ、だが、彼らは王宮に入る。」
(『旧約聖書 箴言』)