( ゚Д゚)<復活なき残存

「『映画史』全体を復活に引きつけることは、時間の作業を根本的に見誤ることである。ヴァイクマンの理路がつねに依拠している通俗的な二者択一は、イメージ、記号全般、そしてそれらの記憶の存在自体によって反駁されている。死は残滓を生み出すと、私は述べた(犯罪者はみな犠牲者の跡形なき死を夢見るが、われわれの知るように、ナチスもすべてを消すことはできなかった)。だから復活に訴えかけるまでもなく、残存は見出されるのであり、この残存によって織りなされる記憶の世界に、イメージは貢献するのだ。」
ジョルジュ・ディディ=ユベルマン「似ているイメージあるいは見せかけのイメージ」)