( ゚Д゚)<死亡フラグ

「目の奥の最後の映像、最後の語、名、それらすべて一緒に、そして私は安全ベルトを締めないでいるだろう、さらにもう一節、オルガスムス、最期の強迫、私は君の名のなかで泳ぐだろう、振り返ることなく、だが、君はけっして君の名となることはないだろう、君はこれまで一度として名であったことはなかった、君が君の名に答えるときも、またとりわけそのときには。名は、名を担う人の生がなくても済むように作られている、だから、名とは常に、少しばかり死者の名だ。人は自分の名に異議を申し立てること、自分は自分の固有名とは同一ではないと抗議することで初めて、生きること、現にここで存在することができるようになるだろう。車のハンドルを握ったまま、私が君を呼んだとき、君は死んでいた。私が君の名を呼ぶと直ちに、君のファーストネームをもう一度呼んだときに直ちに。」
ジャック・デリダ「送る言葉」)